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KZ-ED2という名の下に召喚したKZ-EDR1ってイヤホンが最高にコスパ高い

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中華製のイヤホン KZ-ED2を、日本におけるオッパイ研究の第一人者である平林氏(*)が絶賛されていたので買ってみた。

(*) 平林氏の科学に対する造形の深さ・研究能力の高さは下記サイトで確認されたし。hirax.net::inside out

Amazonでも1000円程度で販売されているのだけど、さらに安く手に入れるため中国の大手ショッピングモールサイト Aliexpressを使ってみた。このサイト、中国国内の卸業者・製造業者が直接商品を販売しているのか、色んな物が安く買える(ただし、よく知っている商品でもブランド表記がない、コピー品が混じっているなど、いろいろアレなので、そのへんは自己責任で判断されたい)。

今回は、送料込みで500円ほどで購入できた。

ちなみに、今回買ったところ、今見たら$7くらいに値上りしていた。この商品、売り手や時期による価格変動が激しいので、もし購入される場合は上手く注文されたい。

開封の儀

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e-bayで海外から買うと、こういうパッケージで来るよねー。到着まで2週間ほどかかったことから、とりあえずは船荷で来てるのかなぁと思うのですが、どうやって港から家まで運ばれてるんでしょうか。500円で中国からの輸送費が賄われているとかほんと謎い。

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パッケージはこんな感じ。KZ-ED2を購入したのですが、『EDR1』ってパッケージには書かれてますね。

なんか、ネット上の情報を調べると、『KZ-ED2は生産終了していて、KZ-EDR1が送られてくる』という話もあるので、まぁそういうことなんでしょう。ちなみに、同じKZ-EDR1でも音質が違うものがあるらしいです。恐るべし中華。でも500円だから、そういうギャンブル性も含めて楽しめる。

ちなみにKZ-EDR1は、ED2の上位機種らしいです。やったね。

ちなみに、箱の文字は紫でキラキラしておりとても綺麗です。いや、まぁ箱はアレですが、文字は綺麗。なんでここ凝ってるんだろう。

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内容物はこんな感じ。イヤホンとサイズ違いのイヤーピースが入っていました。

箱の裏の記載を見ていると" Voice coil Material : Japan imports CCAW"って、書いてました。それ書くか。お前、日本製ってどっかに書きたかっただけちゃうんかと。

インピーダンスは16Ωとのこと。

"Adaptation style : pop, rock, dance, light music"とのことで、後で述べますが出力音の特性を考えると、「なるほど、よく分かってんな、お前」という感じです。

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ケーブルはちょっと弾力のあるゴムといった感じで、ケーブルが絡みづらく扱いやすいです。何年か経つと劣化しそう感じなのが懸念点といったところ(こればっかりは実際に使ってみないとわからないですが)。

なお、左右の刻印がないのですが、『赤のリングが右、青のリングが左』だそうです。ものによっては位相が反転していたりするらしいので、もうなんていうかアレゲ。500円だし仕方ない。

使ってみた感想

すげーいい。これが500~1000円で販売されているのはヤバ過ぎる。

解像度が信じられないほど高く、初めて使った日には1万円前後のバランスド・アーマチュア型のイヤホンを使った時と同じような感動を味わえた。※ 1万円前後のものと同じ音が出るとは言ってない

低音は適度に出る感じ。モヤっとすることもなく、けっこう力強く押し出される感じ。AUN J クラシックオーケストラ(個人的に好きな和楽器オーケストラ)の和太鼓の音もくっきりはっきり力強く聴こえる。

八人の響き J Classic 2

八人の響き J Classic 2

極めつけは、高音がとても綺麗に伸び、しかも耳に刺さるようなこともなく、ちょっと感動してしまった。ピアノソロ曲(個人的に好きなPiano guysの曲)がとても綺麗に聴こえる。おい、これ500円だぞ、マジかよっていう。

The Piano Guys

The Piano Guys

極端ではないもののドンシャリ(低音が多め、高音は強調気味)傾向があり、2~3時間音楽を聴き続けていると聞き疲れした。とはいえ、このドンシャリ感がなかなかバランスが良くて、POPやROCK寄りの曲ならなんでもいい感じに聴こえる。

リンジー・スターリング(POPなバイオリニスト)とかも良い。とても良い。

踊る! ヴァイオリン

踊る! ヴァイオリン

このクオリティは恐ろしい。

何が恐ろしいって、次買うイヤホンは1万円オーバーのものじゃないと満足感を得られなさそうな感じが恐ろしい。

なんつーか、すげーわ。これは。

参考: その他の人によるレビュー

watchmono.com

zigsow.jp