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中華製イヤホン KZ-ED10は特徴的過ぎる音がする

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中華製イヤホン KZ-ED10を2週間ほど使ってみた感想。

目次

購入の経緯

深夜にAliexpressのDM見てたら$6で出品されており、面白そうだったの購入した。

以前に購入したKZ-EDR1が1000円を切る価格ながら、高い解像力を有してたのもあり、$6で楽しめそうだなぁと。

sonymemo.hateblo.jp

今回の注文は、この手の海外通販にしては驚くべきことに、注文から5日くらいで届いた。

イヤホンのレビュー

デザイン

金属っぽい見た目だけど、軽いしチャちな作りなので、ハウジングはプラスチックにメッキじゃないかなぁと。KZ-EDR1よりは質感が感じられるデザイン。$6なので、どう考えても値段以上の質感なので、コメントしづらい。

ちょっと妙な形状で、自分の場合、何も考えずに手にとると左右を間違えやすい。

イヤホンの上部に、"right", "left"と印刷されているのだけれど、かなり崩した筆記体で極めて読みづらい。

なお、ケーブルは、KZ-EDR1同様のちょっとクセのあるゴム製。寿命が短そう。(ちなみに以前買ったKZ-EDR1は1ヶ月ほどで断線した)

高音の音質

手にしてすぐは、わりとシャリつく感じの高音って印象だったのだけど、

2週間ほど使った今は、解像力高めでなかなか良いんじゃないのという感じ。なお、今でも音楽のジャンルによって(まれにだけど)、高音が耳につくことがある。

1万円前後のBA型(バランスド・アーマチュア型)のイヤホンに匹敵する程度には解像力高いんじゃなかろうか。

特徴的なことに、ボーカルが低音・高音に埋もれること無く綺麗に分離されて聴こえる。映画のセリフや歌が、かなり聴きとり易い。

低音の音質

多少は音圧があるものの、質がいまいちというか締りがないように感じる。

低音が相対的に少なめで中高音・高音が低音で埋もれることはなく、個人的には好み。

音の特長

ボーカルがはっきりと他の音と分離されていることに加え、不思議な音場(ボーカルだけがはっきりとした輪郭で近くに、他の音はリバーブがかかったような感じで少し遠くに位置して、小さなホールで聴いているみたいな感じの音場)が形成される。

フィット感

ふつう?「ふつう」ってなんだって感じですが。

イヤホンの耳の中での位置によって結構シビアに音が変わるのだけど、へんてこな凸部が耳の中でのイヤホンの位置を固定してくれる感じで、一度位置合わせをすれば耳の中でドライバ(ノズル)がズレずに済む感じ。

イヤーピースが3つ付属しているので、大抵の人はどれかが合うんじゃないかなぁ。

外音遮断性, 音漏れ防止

カナル型イヤホンとして普通。だと思う。

携帯性

ケーブルが長く、妙なクセがつきやすいので、携帯性は良いとはいえない。

あと、このケーブル、断線しやすいので持ち歩きはオススメしない。

総評

なんせ1000円程度なので、1万円くらいのイヤホン買うよりは満足度高いかなぁと。

音がちょっと特徴的過ぎて、オールラウンダーでもないので、人によって好き嫌いがハッキリしそうな気がする。

ハマるとかなり良い。

誰にでもオススメ出来るようなものではないと思うのだけど、まぁ安いし、気になるなら遊びで買ってみても良いんじゃないかなという。

KZ-ED10 参考レビュー記事