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■菜の花, iPhone Xのポートレートモードのボケ量

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菜の花畑に。

菜の花まつりかと思いきや、違っていた。日にちか場所を間違えたっぽい。

iPhone Xのポートレートモードに関する雑感。

ポートレートモード。2つのレンズでの同時撮影結果をもとに深度情報(カメラと撮影物との距離情報)を生成し、ソフトウェア処理で背景をボカす撮影モード。

上記写真のように細かなアーティファクトがあると残念な結果にはなるのだけど*1

娘を撮ると、感性に訴えてくるような(いいように感じる)写真になるなぁと、ぼんやり思っていた。

菜の花畑をバックに、あぜ道で娘を撮影して気付いた。

『これ、フィルムの645(中判カメラ)でポートレートを撮ったときと同じボケ量や…』

具体的には、PENTAX 645標準レンズ(75mm F2.8; 35mm判換算約50mm)での撮影時に、

  • (どこで撮った写真かわかるくらいに)背景を取り込みつつ、
  • 被写体に対しては、手前から背中までキッチリ被写界深度に収めて、
  • 背景は背景として完全にボカして、被写体は対象的にクッキリ写す

ことで、なんでもない ような 日常の一コマ*2で、被写体が鮮明に浮かび上がってくる感覚と極めて近いなと。

www.photohack.artplusjapan.com

※上記記事は参考。使用機材は67。

Appleの開発陣、よく考えてるなぁ。

*1:前も書いたのだけど、深度マップが粗いので仕方ない

*2:と言っても、ぶっちゃけ何の下準備もせずに写真を撮ることはない。特に中判は。